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乳房再建手術 2日目(入院3日目)

昨晩は頭痛と腰痛であまり寝られず。

朝、熱が37.7℃。

ロキソニンを処方してもらって頭痛解消。熱も下がりました。

朝から抗生剤の点滴。夕方にもあるので、まだ針は抜けません…。


太ももに太いスポンジが包帯でぐるぐる巻きにされていて、かなり動きにくい…。


朝、先生が診察に来てくれ、胸の消毒とテープ交換。

太ももはまだ外れませんか?と聞くと、月曜日までと言われました。長い…。

それから、バストバンドを医療用売店で購入するよう言われました。

胸(インプラント)の位置が上がり過ぎないように固定するためだそうです。だいたい1ヶ月くらいつけてくださいと言われました。


2,160円。

先生がしめてくれて、固定位置の目安を油性マジックで書いてくれました。

「手のひらが入る程度の余裕で締める」です。

服の上からでもいいと言われたんだけど、結構カッコ悪いです…。

直接肌の上に着けてみたのですが、この季節、汗臭くなっちゃうだろうなぁ…

でも洗濯するとその間着けれなくなっちゃうし。

1ヶ月だし、洗い替えなしで乗り切りたいしなぁ…。悩ましいです。

夜、体液は80cc。


手術日当日(入院2日目)

弾性ストッキングをつけ、手術着に着替え朝8:00に手術室へ出発。


コンタクトをしてないから、手術室に入ってもあまりよくわからない。

手の甲から点滴用の針を刺すのに手間取り「痛い〜でも我慢」と思ったら、「うーん、一度抜きます」ってやり直し。つらい。

どうもうまく刺さらないようで、ほかの先生を電話で呼び再チャレンジ。

二人目の先生もそれなりに痛く、なんとか入りました。

問題は、「では麻酔入ります。ピリピリした痛みがありますが、麻酔の影響なので心配しないでくださいねー」と声をかけられたのですが、いや、なにこれめっちゃ痛い!!!

「イタタタ…!!!」と声をあげちゃいました。

あとはあっさり意識がなくなり、次に目が覚めたら「手術終わりましたよ〜」

前回の手術では激しい悪寒に襲われ、歯がガチガチなったのですが今回は大丈夫でした。

でも部屋に戻ってからやはり寒気はして、電気毛布のスイッチを入れてもらいました。

手術スタートは9:00、部屋に戻ったのが12:15。予定通り。

37.2℃くらいの熱があるものの、前回とは違いだいぶラク。

酸素吸入が15:00に外れ、看護師さんに見てもらいながら水を飲んでみる(問題なし)。

16:00に歩行テスト、問題なかったので尿道カテーテルを抜いてもらう。

ドレーンからの体液は50ml。

主治医の先生が来て、簡単に手術がうまくいったとの説明。太ももからの脂肪は26cc注入したそうです。


乳房再建 手術 入院1日目

今日から入院。

拡張エキスパンダーからシリコンへ入れ替えます。

今日の予定は麻酔科の先生の説明聞くのと、入浴。

病棟は前に手術した時と同じフロアで、隣の部屋でした。


入院準備(持ち物と、あってよかったもの、不要だったもの)

乳房再建のため、いよいよ拡張エキスパンダーをシリコンに入れ替える手術をしに入院します。

前回の入院から、約9ヶ月。過去には2ヶ月以上入院経験あり。先日は夫の入院もあったりして、すっかり入院準備も慣れてきました。

とはいえ将来また入院する時に忘れているかもしれないので、入院に必要な持ち物とあってよかったものをメモしておきたいと思います。

入院誓約書・保証書ほか書類

記入、捺印が必要なので、あらかじめ自宅で記入しておくこと。

診察券

入院中も必要。

健康保険証・限度額適用認定書

保険証はともかく、限度額適用認定書は事前に申請しておかないと入院日に間に合わないので早めに。

パジャマ・羽織るもの

手術後すぐは腕が上がらないので前あきがベスト・・・なんですが、私は2日目からは少しゆったりめのTシャツを着ていました。意外と大丈夫!
脇からドレーンが出るので、そのチェックも必要ですがめくれば済むのでTシャツでも問題ありませんでした。

ノーブラでも響かない程度の生地の厚さは必要。それと手術後腕が上がらなくても手が抜ける程度のゆったりさも必要。

羽織るものは、1着あったら便利です。

私はユニクロの前あきパーカー。売店に行くときも、これを着ちゃえば恥ずかしくありませんでした。ノーブラだけど、これを羽織れば絶対ばれません(笑)

下着

手術後しばらくブラジャーなんてつけられないので、基本はショーツだけ。

履物

私の入院した病院では、スリッパとサンダルは禁止。かかとのあるタイプはOK。

でもクロックスは滑るからNGと言われてしまいました!

タオル、バスタオル

個人差があると思いますが、私はバスタオルは使いませんでした。
フェイスタオルのみでOK。

洗面用具

私が用意したもの・・・歯ブラシ、石けん、シャンプーセット、ブラシ
使わなかったもの・・・コップ

化粧品・生理用品

化粧水と乳液は女子には必須!
そして忘れてならない保湿剤。リンパ浮腫防止のためにも。

入院時期によっては生理用品。

コンタクトレンズ関連

まずはケース。そして保存液!

食事用具

お箸、スプーン(大・小)
フォークは私は使いませんでしたが念のため
コップ・・・割れないタイプを用意していきましたが、洗うのが面倒でペットボトルのお茶ばかり飲んでいました。コップに入れたまま置きっぱなしにもできないので、意外と面倒。以前私が2ヶ月以上入院していた時には長期の人が多かったこともあって、給水器から水筒に移し替えてる人もいましたが、それも定期的に水筒を洗うのが面倒なんですよね・・・。

お箸は、割り箸で十分だと思います。私はお弁当用のツルツルのお箸だったので、都度除菌ウェットティッシュで拭いて洗ったことにしてしまってました。

ゴミ袋(スーパーのレジ袋)

汚れた洗濯物を持って帰ってもらうのに必須です。

日用品

ティッシュペーパー・・・箱で持っていきます!絶対。

ウェットティッシュ・・・必須。口を拭く、手を拭く、意外と使います。

爪切り、毛抜き、むだ毛シェーバー・・・長期だと欲しくなってきます。

S字フック

これ、わざわざ別建てしてますが、あると便利なんです(笑)
病院のロッカーは収納スペースが不足がちなんですが、これさえあればなんとかなったりします。

ふりかけ、なめたけ

なめたけに限らないんですが、病院食はどうしても薄味で、ご飯だけが余っちゃうんですよね・・・。もちろん塩分摂り過ぎになるので、食事制限のある場合はダメですが、まぁ乳がん手術とか、乳房再建手術とかはあまり関係がないので、ちょっとくらいは食べてもいいかなーと思って持っていってます。

筆記用具・メモ

先生や看護師さんから突然レクチャーがあったりします。

服用中の薬、お薬手帳

私の場合、タモキシフェン。毎日飲まなきゃ。

スマホ、タブレット端末

イヤホン・・・私はBluetoothのイヤホンなので、ケーブルが首に絡まらなくてよいかな。テレビ見るなら普通の長めのイヤホン必須。私は見ませんが、それでもあると安心かも。

ケーブル・・・3mのケーブルが便利!!!これは声を大にして言いたい。病院のコンセントは医療用の非常用コンセントはもちろん使えないし、意外と遠いところにしかさせなかったりするんですよね。でも3mのケーブルなら大概届きます。寝ながら、どっち向きに寝ても大丈夫!な余裕があります。
あ、もちろん延長ケーブルでも良いと思います。でもベッドの上に延長ケーブル置くのが嫌なので、私は断然3mケーブルで。

タブレット端末は・・・実は私は不要でした。大きくて重いもの持ち続ける元気がありませんでした。

暇つぶしグッズ

手術後すぐは痛くて動けないので、本とか読む気になりませんでした。

音楽が聴きたいと思っても、iPhoneに入れるの忘れてて・・・。
いつもは聴いてなくても、ちょっとは入れといたほうがいいなと思いました。

でも痛みが落ち着いてきたら、今度は本格的に暇です。

私は、せっかくなので英語の勉強してました。

 

というわけで、全然まとまってませんが、まぁ主に自分用なので。

シリコンの耐久性が永久ではないので、いずれまた入院するのに違いないので。


「卵巣がん疑い」受診結果

病院に行ってきました。

いつもと違う「婦人科」。はじめてです・・・。

初診になるので、待ち時間もすごいです。

その間に、改めて「卵巣がん」をネットで検索。

見たら不安になるので見ない方がいいのかもしれませんが、情報収集しておくことで先生の説明が理解しやすくなったりするので、私は見てしまいます。

今後子供を産む予定もないので「別にいらない臓器だしね・・・」なんてのんきに思っていたのですが、なかなかやっかいな病気のようです。

(卵巣がんは手術前に診断することが困難。色々な検査から総合的に悪性の可能性が高いかどうかを推定してから手術し、病理組織検査して最終確定)

(もし悪性腫瘍だったらやっぱり抗がん剤になっちゃうし、もしリンパ節郭清もすることになったら今度こそ足のリンパ浮腫のリスクがあがる・・・)

・・・とか、中途半端な知識で、やっぱり余計に不安になってしまいました。

なんだかやっぱり重い気持ちの中、ようやく診察室に呼ばれました。

まずはお話。

先生「自覚症状はなにかありますか?」
私「ありません」

先生「子宮頸がん検査と子宮体がん検査も同時に行おうと思いますがいいですか?」
私「子宮頸がんは昨日受けたばかりでまだ結果が出てません」と答えると先生が笑いながら「ガクっ」とコントのような反応をされ「子宮体がんは?」と再確認。
私「それは受けてません」
先生「タモキシフェンの説明で聞いていると思いますが、この薬を飲んでいる人は少し子宮体がんのリスクがあがりますので、検査しておきますね」
私「お願いします」

ということで、ようやく診察台へ。

「ではまずエコーから・・・」と言ってからは、特に説明もなく。

「では次に子宮体がんの検査をしますー。ちょっとお腹が重たい感じしますよー」

生理痛と同じような鈍痛が。うー痛い。

二日連続だったので、結構グッタリしてしまいました。痛いよー。

診察室にもどり、先生からの説明。

「卵巣のサイズ、特に問題ないですね。正常です。まぁ、卵巣は腫れたり戻ったりする臓器なので、特に心配はないと思います。」

と、まさかのあっさり問題なしの受診結果に!!!

いや嬉しいです。

「乳がん+卵巣がんブログ」にブログタイトルを変更しなきゃいけないかな、なんて思ってました。

帰り道、行きとは違ってやっぱり景色が明るく見えました。

子宮体がん検査の結果は来週ですが、ともかく卵巣がんの不安は消えました!

本当に良かった・・・。

まだもう少し、子供たちの成長を見ていたいです。
(願わくば、まだまだ長く)


卵巣がん疑い

人間ドッグに行ってきました。

いつもより待ち時間も少なく、順調に進んでるなと思っていたのですが。

婦人科検診で先生が「・・・左の卵巣が腫れてますね・・・。」と。

モニターを一緒に見る形で、先生が「こっちが右側。そしてこっちが左側。大きいでしょ?」

「あと、ここに子宮筋腫がありますね。これはまぁ経過観察でいいと思います」
(えーーー!?人生初めて言われた)

卵巣が腫れていると何の問題が!?と思っていたのですが、先生がはっきりと

「これが大きくなっていくようだと、卵巣がんの疑いが出てきます。逆に小さくなっていけば問題ないです。」

先生の説明によると、右の卵巣のサイズが4cm。正常な卵巣の大きさは約2~3cmらしいです。

なぜこう毎年毎年、とんでもないことになるのか・・・。
ただなぜか、その場ではあまりショックでも不安になることもありませんでした。
乳がんで免疫ついてたのかな。

「まだなにもはっきりとしたことは言えませんが、紹介状には『卵巣がん疑い』と記載しておきますね」

と言われ、翌日いつもの病院に行くことにしました。


乳房再建手術前の説明と検査

いよいよ、エキスパンダーをインプラントに入れ替えます。

今日はその手術の説明と検査。

検査内容は下記の通り。

  • 呼吸機能検査
  • 採血(全血、血漿、血清)
  • 心電図
  • CT 単純(胸腹部・軟部) 胸部立体正面(P→A)

今回、インプラントに入れ替えの際、同時に脂肪移植もすることになりました。

脂肪はどこから持ってくるかというと、太ももの内側から。

両足!?痛そう…と思いましたが、切開する訳ではなく、3mm位の穴をそれぞれ2箇所、合計4箇所開けて、そこから吸引するので痛みを訴える人はほとんどいないそうです。良かった…。

それぞれ50gずつくらい吸引し、あわせて100gのうち50〜60gくらいを移植に使うとのこと。

「足が細くなることは期待しないでください」って言われました。大丈夫、それくらいで細くなる訳ないってことは承知してます(笑)

手術の説明では、当然リスクについての説明もあり、その中で記録しといた方がいいなと思ったのはインプラントの耐久性について。

前から言われていたことですが、7年で約10%が自然破損するらしいです。

7年は短いなぁ…。もう少しもって欲しい。

もし平均寿命くらいまで生きられるとしたら、どちらにしろ入れ替え手術が必要になるわけですが…。

手術については、合併症として下記の説明がありました。

  • 出血
  • 感染
  • 傷跡が残る
  • 漿液腫(しょうえきしゅ)水が溜まる
  • インプラント破損
  • リップリング(インプラントが波打って肌の上からもわかる状態)
  • カプセル拘縮(異物反応で周囲が縮み、インプラントがクシャっと潰れた状態になる。その場合は自己組織移植の再手術になる)
  • 左右差(横になった時などに違いが大きい)

色々あるんですね、ほんと…。

まぁないことを祈るしかないんですが。


手術後の健康診断(人間ドッグ)の検査項目

私は、夫の会社の補助もあり毎年「一日人間ドッグ」を受診しています。

思えば昨年、この人間ドッグで乳がんが見つかったのでした・・・。

それはさておき、また人間ドッグの時期がやってきました。

この人間ドッグは基本コースは全額補助で受診でき、希望に応じてオプション検査を追加・・・といったスタイルです。

乳がん検診としては「エコー検査」「マンモグラフィ」と2種類あるわけですが、果たして乳がん手術後にも必要なのか?とふと疑問に思いました。

タモキシフェンの処方箋をもらいにいったついでに、先生に聞いてみました。

結果・・・。

「『エコー検査』『マンモグラフィ』は残っている胸を検査するために絶対に必要ですが、9月にうちで検査予定になっているので、どちらかで受けてもらったら結構ですよ。」

そっかぁーなるほど。確かに残ったほうの検査は必要ですよね。

あと「肺のCTも9月に検査するので、これもどちらかで」と。

「子宮頸がん検診はこちらでは予定がないので受けておいてください。」

聞いてよかった・・・。

というわけで、どうせならかかっている病院に記録を残したいので、人間ドッグでの受診は見送りました。


リンパ浮腫と飛行機

飛行機に乗りました。

リンパ節郭清をすると、飛行機に乗るとリンパ浮腫のリスクがあがる…ということだったので、かなり心配だったのですが、結論から言うと問題ありませんでした。

気圧の関係や、長時間フライトの間動かない姿勢によるものが原因と考えらているようです。

いわゆるエコノミー症候群も長時間動かないことで発症しますもんね。同じような感じです。

今回は約7時間のフライト。

事前にリハビリの先生に教わった通り、意識的に腕を動かすようにしました。
おまけの話として…

帰国後、乳腺外科を受診したときに

「飛行機、大丈夫でした」と報告すると

先生「あ、カード(エキスパンダー患者カード)見せました?」

私「???」

先生「金属探知機鳴ったでしょ」

私「え?そういえばそんなことすっかり忘れてました!でも、行きも帰りも鳴りませんでした…」

言われてみれば、体内に金属入ってるんですよね。

すっかり忘れてました。

普通は鳴るのか、鳴らないのか不明ですが、少なくとも私は鳴りませんでした。


形成外科受診

乳房再建手術の日程を決めるために、形成外科を受診してきました。

手術日は6月末に決定。


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