CEA 1.0 (<5.0)ng/mL CA15-3 12.4 (≦25.0)U/mL NCC-ST-439 3.4(<7.0)U/mL ()内は基準値 無事、通過です。
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タモキシフェン副作用
少し前にタモキシフェン服用開始後、2回目の生理がきました。
初めての生理の時は、いつもよりちょっと量が少なめかなと思う程度で、ほぼ変わらない感じが逆に「薬効いてる?」と不安でした。
が、2回目は明らかに量が少ない。日数も2-3日。
さすがにこれは薬の影響でしょう。
そして、時々息が浅くなるというか、これを動悸というのかわからないのですが、そんな症状も。
たぶんタモキシフェンの副作用だろうと思います。
倦怠感についてはよくわかりません。
元々気分で「家事面倒くさい〜」なんてしょっちゅうでしたし…(誰でもですよね!?)
今の所、1日もミスなく毎日飲み続けてます。スマホの毎日アラームのおかげです。
日帰り手術
太もものしこり3つ、日帰り手術で切除しました。
3つのうち一つを病理検査にまわすことになっています。
手術といっても簡単なもので、昔手を切ってしまって縫ってもらった時と同じような感じ。(もちろんかかる時間は全然違いますが…)
ですが、手術開始前にはちゃんとピアノジャズを流れ始めて、「あー手術っぽいなぁー」と思ったり。この音楽が流れるシステムには毎回とても助けられています。
今回は1時間くらいかかったわけですが、その間ずっと同じ姿勢で動かないようにじっとしていなければならないわけで。
結構辛いのですが、音楽を聴いているとそれほど辛く感じません。
最初に音楽流すことを採用した人に感謝です。
もちろん先生のリラックスのためという目的もあるでしょうが、患者側としてもぜひ続けて欲しいシステムです。
取ってもらった「しこり」を見せてもらいました。白い丸い塊。
ただ素人には全くわかりません。
でも先生いわく「悪性腫瘍ということはないですよ」と。
!
病理検査してなくても言い切れるんですね!
乳がんの検査しているから?それとも採ったしこりを見て?よくわかりませんが、ホッとしすぎてあまり詳しくは聞けませんでした。
3日後ににガーゼ交換の予定。
その時にまた聞いてみよう…
薬は抗生物質とロキソニン+胃腸薬。
シャワーはOK。
子供に手術痕を見せる。温泉に行く勇気
生理食塩水の追加も終わったと思うと、急に「もう子供に見せてもいいか」という気持ちになってきた。
私「今日、お風呂一緒に入る?」
子供たち「!いいの!?」
私「でも傷跡、怖いよ~。大丈夫?」
息子「・・・見ないようにする」(ビビりです)
娘「平気だし」(娘には既に見せてたんでした)
というわけで、思い切って傷跡カミングアウト!(?)
いつもは入浴時は剥がしているマイクロボアテープは、今回はつけたまま。
(これでかなりエグさは抑えられます)
見ないと言っていた息子が「あれ?ここ(乳輪乳頭)、なくなったの!?」と気がつきました。
私「そう。今まだ治してるところだから、もう少し時間かかるわ」
息子「また生えてくるの!?」
・・・確かに、もっともな疑問です。けどリアルな説明は本当にホラーになるので適当にごまかしときました。
娘「今、赤ちゃん産まれたら困るよね。おっぱい半分しか出ないよ」
私「半分あれば十分だって」
もはや、意味のない会話になりつつあるのですが、無事手術後のおっぱい公開を終えました。
なんか、いよいよこのまま温泉に行けそうな気がしてきた・・・。
別にジロジロ見られたって「ぁあ、手術した人なんだな」って思われてる程度だろうし。
先生からは「感染症が怖いので、まだ公衆浴場には入らないでください」と言われているので物理的には無理なんですが、許可が出たら行っちゃうかも。
病理診断結果
ようやく結果が出ました。
HER2は陰性
治療はホルモン治療のみ
10年間、タモキシフェンを飲み続けます。
抗ガン剤なしという結果…もう嬉しくて。
再発の不安は消えないけれど、まずは良かった。
ちなみに、二つのホルモン陽性のパーセントを確認したら、80%以上のはっきりとした陽性でした、とのこと。
それと核グレードについて質問すると、普通は組織学的異型度を使うそうなので、私の場合はグレード2になるということでした。
生理食塩水追加 6回目(最終)+結論
300mlにさらに40ml追加し、合計340mlになりました。
元々切除した量が360ml。
先生は「一応これで元の量と同じになったんですが…」
心なしか、今日は注射針を押す力も強さが必要になってきているように感じました。
さすがにもうパンパン・・・。
そして「インプラントでしたっけ?」と聞かれました。
「そうなんですが・・・、それは自家組織にするか、インプラントにするかということですよね?」
と聞いてみました。
というのが、私の場合、かなり早い段階で「インプラントにする」ということになっていたので、どのタイミングまで方針変更できるのかイマイチ自信がなかったのです。
なので、この質問をされるということは、まだ変更可能ということかなと思って、念のため「今からでも変更可能なんでしょうか?」と聞いてみました。
「もちろん、どちらでもいけますよ」と先生。
やっぱり間に合う。
私「ちょっと迷ってるんです。それぞれメリットデメリットありますよね・・・?」
先生「おっしゃる通りですね。(説明のあと)まぁ・・・キレイなのは自家組織ですね。」
悩む。
先生「2週間で結論出せますか?自家組織なら、もう少し生理食塩水を追加したいので」
そうなんだ・・・。
インプラントのメリット
- 入れ替え手術が簡単で入院期間も短くて済む(身体にも負担が少ない=痛みが少ない)
インプラントのデメリット
- 破損や感染症の恐れがある。いずれ寿命が来て、差し替えの必要が出て来る(10~20年後の入れ替え再手術)データによると10年で約10%に破損がみられるとのこと。
自家組織移植のメリット
- 破損や感染症の心配をしないで済む(将来、切る必要がない)
自家組織移植のデメリット
- 手術時間が長く(4~10時間)、入院期間も長い(2~3週間くらい)
- 痛い!
- 背中に15~30cmの傷あとが残る
私の場合、帝王切開をしているのでお腹から移植するのは無理。
広背筋皮弁法(こうはいきんひべんほう)という背中の筋肉を血管のついたまま前にまわす方法。さらに乳房のボリュームを考えると、腰のあたりまで組織を取って移植する方法になるとのこと。
メンテナンスフリーというのは本当に魅力的。
でも、色々とネットで体験談を調べると術後の苦しみが2~3日続くと書いてある。
それはそれは辛そう。
全摘手術の時、後悔したもん・・・。
「一時再建なんてするんじゃなかったかも。もう一回切るなんて辛すぎる」って。
悩んで決めた結論は、やっぱりインプラントにしようかなということ。
リンパ浮腫、蜂窩織炎予防のための消毒について
最近は、ケガをしても消毒せずに水洗いしてハイドロコロイドの絆創膏を貼って治すのが主流だと思います。
ですが、蜂窩織炎予防のためには「消毒してください」と先生に言われました。
そもそも蜂窩織炎になぜなりやすいかというと、リンパ郭清してる人はリンパの流れが悪く、細菌・ウイルスに対する防衛機能が低下しているので蜂窩織炎を引き起こす可能性があるということです。
生理食塩水追加 5回目
260mlにさらに40ml追加し、合計300mlになりました。
もうパンパン。
この感覚、どこかで…と思ったら、授乳中のおっぱいの感覚でした。
もうぱっつんぱっつんで固いのです。
病理検査結果 その1
ようやく。
待ちに待った病理検査結果の日です。
まずは先生に手術のお礼を。
そしていよいよ説明。
ステージ IIA
腫瘍径 6.4cm
浸潤径 0.7mm
リンパ節転移 1/10個中(リンパ節郭清 レベル1)
核異型度 1
組織学的異型度 2
血管侵襲 –
リンパ管侵襲 –
エストロゲン(ER) +
プロゲステロン(PgR)+
Ki-67 10%
…とここで。
HER2の結果が出るのが、あと2週間後になるとのこと。
今後の治療方針としては、ホルモン剤を10年は確定。
HER2の結果次第で、
陽性なら抗がん剤治療+分子標的薬(3週間に1回ずつ18回 約1年間)
陰性ならホルモン療法(タモキシフェン)のみ
ということに。
HER2の結果次第で大きく違います。
あと2週間…長いです。
生理食塩水追加 4回目
40ml追加して、今日で260ml
元々の手術で360ml取ったので、まだまだ…とのこと。
入浴してもいいですか?と聞いたら、いいですよ!と。
ただ、公衆浴場とかはやめといてくださいとのこと。理由は感染症予防のためだそうです。
…さすがに温泉行く勇気は、まだないわ…