転院決意

確定するまで、夫以外の誰にも言うつもりはなかったのだけど、少し事情が変わってしまった。

夫も私も確定までにこれほど時間がかかるとは思っておらず、しかもまだまだ長期戦になりそうだということがわかってきて、改めてかかるべき病院が○○クリニックでよいのか考えてみた。

ネットで調べると、専門クリニックだし、それほど悪い病院ではなさそう。

ただ、いかんせん自宅から遠い。

これから手術や入院となったら、通うだけで大変。

私の住んでいる市には、幸い大きな総合病院もあるのに・・・。
(しかも過去にそこに入院していた経験もあり)

夫が判断。「変わるなら早いほうがいい」

というわけで、たった一度しか診てもらってないけど転院することに決定。今ならカドも立たないでしょう。

本当は検診の続きだと思っていたので「転院」になるとも思ってなかったんだけど、よく考えたら検診を受けた病院から一度紹介状をもらって受診してたんだった。ああいう、ショックを受けた状態で、即座にどこの病院にするかなんて決められる人少ないと思う。今思えば最初の先生の売り込み(誘導?)がうまかったんだと思うけど、「少し考えて病院を決めてください」くらい言ってくれてもよかったのにと思ってしまう。

話がそれたけど、もう一度今度は○○クリニックに紹介状を書いてもらう必要が出てきて、総合病院あてに書いてもらうんだけど、先の先生が決まっているほうがスムーズなのでは、とふと思った。

そして、どうせなら信頼のおける先生に・・・という思いもあり、覚悟を決めて、両親に相談することにした。(両親が少し情報を持っていることは知っていたので)

伝えると決めたら、また気が重くなった。こんな話、だれだってしたくない。

いざ伝えてみると、確定してなかったのがよかったのか「疑いあり」なだけだと受け止めてくれた。(早期でラッキーなんだと強調して伝えたし)

でも話したおかげで、お世話になる先生も無事決まった。


○○クリニックにて細胞診

ようやく○○クリニックの受診日。

まずはマンモグラフィの写真を見比べて「これか」

紹介状を確認しながら「エコーでは見えないって書いてあるな」

「もう一度マンモグラフィとってエコーして、針検診かな。針生検は大掛かりになるから、日を改めてになります。大量出血する時もあるし。あれ?住んでるとこ、遠い?次の日も来てもらわないとダメだけど、来れそう?」と言われた。

勝手に、今日「針生検」とやらをしてもらえると思っていたので「え?また後日なの?これは本当に確定までに時間がかかるわ・・・。」とガッカリ。

ともかく、もう一度マンモグラフィ。
やさしいレントゲン技師さん(?)が「今回は拡大写真も取りますので」と言って、多めに撮った。

続いてエコー。

二人いて、たぶん研修医さんと思われる女医さんが最初に時間をかけて見る。

エコーは自分でもモニター見えるから、ずっと眺めてた。

でも、前回と全然違い、はっきりとしこりが見える。

プラスマークのカーソルで、しこりの大きさを測定している。

だいたい1cm×0.8cm

これが大きいのか小さいのかよくわからない。

首筋や脇や反対の胸のほうまでエコーして、その都度カシャカシャとデータを保存してる。

しかも、なんか筋みたいなところに、矢印マークを置いてる。

「・・・まずいかも。これは・・・転移してるとか、そういうことを見てる?」

と悪いことばかり考えて落ち込む。

先生は、無言。

聞けばいいのかもしれないけど、そんな心の余裕がない。

出産の時のエコーは、あんなに幸せな時間だったのに、今は反対。

エコーが終わり、待合室で診察を待つ。

結果がわからないのに、思わず夫にメールを送ってしまった。

夫もかなりショックだったようで「とてもキツイ」と返信があった。

そのあと、もう一度診察室へ。

先生が「エコー、見えたみたいだね。これだけ見えてたら・・・治療方針変更して、今日細胞診しておこうか。これは簡単だから。それで、次はまずはMRI撮ろう。そのあと針生検がいいと思います。先に針生検してしまうと、これくらいの大きさの腫瘍だと全部取り切ってしまうかもしれないから。そうすると手術がしにくくなる。最初にMRIしておいたほうが、きれいな写真(?)が撮れるし、そのほうが残せるか残せないかの判断もしやすいし。」

思わず「全摘のほうが安全ならそのほうが」と言ったら「安全に残せるならそのほうがいいでしょ?」と言われてしまった。確かにそうだけど・・・。

その話を聞いて、まだまだ命の心配はしなくていいのかとホッとした。「残せるか」なんて悠長な話ができるくらいのレベルなんだとしたらありがたい。

夫にも「早期」とメール。「少し安心」と返信がきた。

とりあえず今後の予定は、

7/8 細胞診の結果を聞きに行く

7/12 MRI

7/15 MRIの結果を聞きに行く

まだまだ確定までに時間がかかりそう。

でも、私の中で乳がんであることは、ほぼ確定していた。


自宅でX線写真を確認

子供が遊びに行っていて、いない時間があったのでX線フィルムを出して夫に説明。

といっても、お互いあまりよくわかっていないので、確認しただけという感じ。

でも、「たぶん乳がん特有の石灰化なんだと思うよ」とは伝えた。

最初の電話を受けてから、かなり落ち込んだというかショックだったけど、写真を見たら少しリアリティが出て、「たぶん初期の初期だから大丈夫」と思えるようになった。


再検査(エコー・触診)

乳がん専門の先生のようだった。女の先生。

目の前で2年前と今回のマンモグラフィを見比べる。

「あー。これか」

といって指差した所に、白い点々があった。

想像していたのと違って、本当に小さい点々がまとまって映っていた。

確かに、2年前のX線写真には写っていない。(たぶん)

先生がすぐに「これか」と言ったので、がん特有の見え方なんだなと思った。

「自覚症状は?」「ありません」

「しこりは?」「自分ではわかりません」

「じゃ、エコーしますね」

ということで、エコーして探す。

「これかなー?わからないなぁ」

かなり長い時間エコーしたけど、これだというのは見えなかった。

触診しても同じくわからなかった。

「でも、見えないことはいいことですよ。まだ小さいということだから。がんだったとしても、命の心配まではしなくていいと思いますよ。」的なことを言ってくれた。

でももう先生の中では、ある程度確信しているようだった。

「細胞とって検査したいけど、ここではできないのでできる病院に行ってもらうんだけど、住んでるのどこかな?」

「○○市です。」

「あー。それならよかった。○○クリニック、○○市なんだけど来れるかな?そこがいいと思いますよ。細胞診にかかる時間がね、他の病院よりだと1時間以上かかるところが40分くらいで早いし。私もそこから来てるんだけど。紹介状も書きますから」

なんだかバタバタと、次はそこに行くことが決まってしまった。

「受付で日時とか予約してくれるんで」

といって、そこでの受診は終わった。

たぶん、ほとんどの人がそのフローに乗っているみたい。前の人も同じその病院に予約をしてもらっていた。

私も予約してもらったら、一番早い日時が7月1日だった。

最初の電話を受けてからネットで少し調べたけど、「乳がん確定までに季節が変わった」というような内容のブログもあったし、時間がかかるとは覚悟していたけど、やっぱり本当に時間がかかるみたい。

マンモグラフィのフィルムと紹介状を預かって帰る。


診断結果が届く(石灰化カテゴリー3)

郵送で健康診断の診断結果と、再検査の案内状が届いた。

そこには「石灰化 カテゴリー4」となっていた。

2年前の検診では「カテゴリー2」

カテゴリー4は、「悪性の可能性が高い病変があります。乳腺外科を受診して下さい。」

ネットで調べると乳がんの確率は50%。

思わず、子供のことがよぎる。

ショック。


病院から電話がかかってくる

毎年受診していて、初めての経験。

病院から着信履歴が立て続けに2件も。ちょっと嫌な予感。

それでも「きっと無呼吸症候群の検査のデータがうまく取れてなかったんだ」と思った。

3度めにようやく取れた。

なんて言われたんだったっけ・・・

「マンモグラフィの石灰化が、2年前と比べて大きくなっているのが気になるので再検査に来て欲しい」と言われたんだった。

無呼吸症候群の件じゃなかった。

やっぱり。嫌な予感もあったからそう思った。

わざわざ電話がかかってくるなんて、緊急度があるということだ。

その場で再検査の日を決め、予約。6/25の土曜日。


検診(マンモグラフィ)

毎年定期的に受診している健康診断

乳がん検診はマンモグラフィとエコーを毎年交互に受けていて、今年はマンモグラフィ。


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