「 2026年02月 」一覧

おじいちゃんの認知症

2026/1に診断

心理アセスメント結果

検査名
WAIS-Ⅲ成人知能検査、MOCA-J、NPI-Q

検査年月日
2025年12月16日

年齢
86歳

検査実施の方法:4下位検査簡易実施法(符号・行列推理・数唱・知識)

推定全検査IQ 146
符号 18
行列推理 18
数唱 12
知識 15

簡易実施法での結果は上記の通りであり、推定全検査知能指数は非常に優秀な知能段階に相当します。
検査場面では、教示の理解は円滑であり応答も迅速で、最後まで協力的に取り組まれました。


18点(満点30点)(健常群:26点以上)
結果は上記ならびに別紙の通りであり、カットオフ得点を下回る結果となりました。「言語」の語想起課題や復唱課題、「抽象概念」で失点されましたが、それ以外の項目では正答されました。記憶課題では、直後再生時は全て正しく想起でき、「遅延再生」では具体的な手がかりを用いることで全て思い出すことができました。なお、「見当識」では、時に関する項目を中心にいくつか失点されました。

娘からの聴取によると、以前と比較すると意欲の低下がみられたり、直前に話した内容を忘れる、詐欺被害に遭いそうな場面が増えてきているようです。本人と同居している妻もやや忘れっぽくなってきており、娘が手伝いに行くことで大きく困ることはないとお話しされました。

<まとめ>
2025年10月31日に実施した JARTの予測全検査知能指数は118であり、知的能力の低下が認められません。
ただし、日本版リバーミード行動記憶検査の結果(標準プロフィール点:3/24点、スクリーニング点:1/12点)やMOCA-Jの結果はカットオプ得点を下回っています。一連の結果を併せて検討すると、記憶能力を中心に後天的に認知機能が低下していると考えられます。

2026年1月19日


長谷川スケール(HDS-R) 18点/30点満点 前回は22点

診断名をつけるとしたら、初期アルツハイマー型認知症

・アリセプト 3mg(1日1錠)
経過を見ながら、5mg→10mg(重度の人)
※お腹を下す人がいるので、注意


スポンサーリンク
広告
広告