「 術後の検査 」一覧

乳がん患者(ホルモン治療)の子宮体癌検診

初めての子宮体癌検診の結果が出ました。

問題なし。

先生が、「タモキシフェンを飲んでいると、どうしても子宮体癌のリスクがあがるので、半年に一度くらいで定期検診した方がいいです。」と。

「近くのかかりつけ医でもできるし、ここの病院でもできるし…」

まぁ、待ち時間などメリットデメリットも説明してくれたのですが、なんだかんだと通ってるこの病院で検査してもらうのとにしました。

なので、半年に一度通います!

それにしても…

卵巣癌疑いがなければ、子宮体癌の検査なんてしなかったと思うんですよね…(もちろん、リスクがあがることは説明されてました)

いつも受けてる人間ドッグにオプションがあれば絶対に追加してたと思うんですが、なかったし…。

先生も「人間ドッグにはないでしょうね!」とおっしゃってました。

結局、本来は自分で能動的に動いて検診しなければならななったんだと思います。

なかなか…主治医の先生から指示される術後の定期検診だけで安心してしまいがちです。(血液検査やCTとか、けっこう盛りだくさんだし)

でも、常に自分の状態にアンテナ張っておくことも大事だな〜と反省。


手術後の健康診断(人間ドッグ)の検査項目

私は、夫の会社の補助もあり毎年「一日人間ドッグ」を受診しています。

思えば昨年、この人間ドッグで乳がんが見つかったのでした・・・。

それはさておき、また人間ドッグの時期がやってきました。

この人間ドッグは基本コースは全額補助で受診でき、希望に応じてオプション検査を追加・・・といったスタイルです。

乳がん検診としては「エコー検査」「マンモグラフィ」と2種類あるわけですが、果たして乳がん手術後にも必要なのか?とふと疑問に思いました。

タモキシフェンの処方箋をもらいにいったついでに、先生に聞いてみました。

結果・・・。

「『エコー検査』『マンモグラフィ』は残っている胸を検査するために絶対に必要ですが、9月にうちで検査予定になっているので、どちらかで受けてもらったら結構ですよ。」

そっかぁーなるほど。確かに残ったほうの検査は必要ですよね。

あと「肺のCTも9月に検査するので、これもどちらかで」と。

「子宮頸がん検診はこちらでは予定がないので受けておいてください。」

聞いてよかった・・・。

というわけで、どうせならかかっている病院に記録を残したいので、人間ドッグでの受診は見送りました。



再発リスクについてのメモ(病理組織検査)

再発リスクは手術検体を病理組織検査で調べて評価します。

【その際に参照するデータ】
ホルモン受容体(ER/PgR)の有無
Her2分子過剰発現の有無
組織学的グレード
KI-67陽性率
原発巣肉眼径および浸潤径
リンパ節転移の個数
脈管侵襲の有無
切除断端への腫瘍露出など

ちなみに、術後化学療法のメリットが少ない=化学療法をしなくとも治ってしまう と判断されるケースは実はあまり多くなく、早期の段階でも乳がんは再発リスクが比較的あります。それを小さくするために化学療法が行われる。

具体的に化学療法が不要な条件
ER/PgR陽性
Her2陰性
組織学的グレード1
Ki-67陽性率 低
原発巣浸潤径10mm未満
リンパ節転移なし
脈管侵襲なし
切除断端陰性
の全てを満たすなら術後化学療法は不要です。


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