新しい病院へ行くのは7/15
かかる予定の先生の勤務日程の影響
こんなにゆっくりしてていいのかな。後で後悔しないかな。
でもどうしようもない。
脇の下が痛い。
リンパ節転移だったらどうしよう。
進行の早い乳がんだったらどうしよう。
あ、一つ前の記事と同じ内容になってる(笑)
それでも今日はランチに行く。
日常は楽しいし、ずっと暗い気持ちでもないし(むしろ時々思い出してちょっと心配になるレベル)
悠長に構えすぎかな。
乳がん・乳房再建・認知症(診断、治療、経過の記録)
新しい病院へ行くのは7/15
かかる予定の先生の勤務日程の影響
こんなにゆっくりしてていいのかな。後で後悔しないかな。
でもどうしようもない。
脇の下が痛い。
リンパ節転移だったらどうしよう。
進行の早い乳がんだったらどうしよう。
あ、一つ前の記事と同じ内容になってる(笑)
それでも今日はランチに行く。
日常は楽しいし、ずっと暗い気持ちでもないし(むしろ時々思い出してちょっと心配になるレベル)
悠長に構えすぎかな。
○○総合病院には、7/15に行くことになった。
また一週間あいてしまう。
このタイムラグは大丈夫なんだろうか・・・。
早く、がんのタイプを知りたい。今の状況を知りたい。
それまでに勉強しておかなくては・・・。
胸の中に癌があると思うと、気のせいか時々痛みを感じる。(たぶん気のせい)
実はとても進行が早くて、どんどん大きくなっているんじゃないかと不安になる。
早く治療してしまいたい。
電話で転院希望の話をしてあったので、看護師さんが先に内容確認をしに来た。
「近いという理由だけで病院を選ばないほうがいいと思います」と言われ、確かにそれはそうだと思いつつ「お世話になっている先生がいるので」と付け足した。
看護師さんはすぐに「それならもう決まっているんですね、わかりました」と優しく言ってくれた。
院長先生の診察に呼ばれ、もう一度転院について聞かれた。
「○○総合病院には、石灰化を調べる装置がないかもしれませんよ。大きな大学病院でもないとこあるから・・・。先方にはもう予約入れてるんですか?」と言われた。
「実は、もう先方の先生にお願いしてありまして・・・。」
と言ってようやく「わかりました」ということになった。
別に不信感があって転院したいわけではないんだけど、何度も「うちは凄い」と自画自賛されると、なんだかちょっと?という気持ちにもなってしまってたことも事実。
どちらにしろ、信頼している病院が近くにあるのだから、そちらに行くほうが私自身の負担が少ないことは明らか。まだ育児も手間かかるし。
そして。
そんなことより大事なのは、細胞診の結果。
とっても簡単に、一言だけ言われました。
「悪性の疑いが強い」
これは・・・まだ確定と言えないのかな?でももう私の中では確定。
待合室で転院についての説明を看護師さんから受けている時に、その看護師さんが
「結果が結果だけにショックだとは思いますが、気を落とさずに・・・」って。
覚悟してたからそれほどショックじゃなかったのに、その言葉でズシーンときた。
○○クリニックに、転院希望と電話をした。
看護師さんいわく、転院は院長先生の診察の上でないと認められないらしい。
ともかくMRIはキャンセルしてもらい、転院は7/8に診断の上決定してもらうことになった。
確定するまで、夫以外の誰にも言うつもりはなかったのだけど、少し事情が変わってしまった。
夫も私も確定までにこれほど時間がかかるとは思っておらず、しかもまだまだ長期戦になりそうだということがわかってきて、改めてかかるべき病院が○○クリニックでよいのか考えてみた。
ネットで調べると、専門クリニックだし、それほど悪い病院ではなさそう。
ただ、いかんせん自宅から遠い。
これから手術や入院となったら、通うだけで大変。
私の住んでいる市には、幸い大きな総合病院もあるのに・・・。
(しかも過去にそこに入院していた経験もあり)
夫が判断。「変わるなら早いほうがいい」
というわけで、たった一度しか診てもらってないけど転院することに決定。今ならカドも立たないでしょう。
本当は検診の続きだと思っていたので「転院」になるとも思ってなかったんだけど、よく考えたら検診を受けた病院から一度紹介状をもらって受診してたんだった。ああいう、ショックを受けた状態で、即座にどこの病院にするかなんて決められる人少ないと思う。今思えば最初の先生の売り込み(誘導?)がうまかったんだと思うけど、「少し考えて病院を決めてください」くらい言ってくれてもよかったのにと思ってしまう。
話がそれたけど、もう一度今度は○○クリニックに紹介状を書いてもらう必要が出てきて、総合病院あてに書いてもらうんだけど、先の先生が決まっているほうがスムーズなのでは、とふと思った。
そして、どうせなら信頼のおける先生に・・・という思いもあり、覚悟を決めて、両親に相談することにした。(両親が少し情報を持っていることは知っていたので)
伝えると決めたら、また気が重くなった。こんな話、だれだってしたくない。
いざ伝えてみると、確定してなかったのがよかったのか「疑いあり」なだけだと受け止めてくれた。(早期でラッキーなんだと強調して伝えたし)
でも話したおかげで、お世話になる先生も無事決まった。
ようやく○○クリニックの受診日。
まずはマンモグラフィの写真を見比べて「これか」
紹介状を確認しながら「エコーでは見えないって書いてあるな」
「もう一度マンモグラフィとってエコーして、針検診かな。針生検は大掛かりになるから、日を改めてになります。大量出血する時もあるし。あれ?住んでるとこ、遠い?次の日も来てもらわないとダメだけど、来れそう?」と言われた。
勝手に、今日「針生検」とやらをしてもらえると思っていたので「え?また後日なの?これは本当に確定までに時間がかかるわ・・・。」とガッカリ。
ともかく、もう一度マンモグラフィ。
やさしいレントゲン技師さん(?)が「今回は拡大写真も取りますので」と言って、多めに撮った。
続いてエコー。
二人いて、たぶん研修医さんと思われる女医さんが最初に時間をかけて見る。
エコーは自分でもモニター見えるから、ずっと眺めてた。
でも、前回と全然違い、はっきりとしこりが見える。
プラスマークのカーソルで、しこりの大きさを測定している。
だいたい1cm×0.8cm
これが大きいのか小さいのかよくわからない。
首筋や脇や反対の胸のほうまでエコーして、その都度カシャカシャとデータを保存してる。
しかも、なんか筋みたいなところに、矢印マークを置いてる。
「・・・まずいかも。これは・・・転移してるとか、そういうことを見てる?」
と悪いことばかり考えて落ち込む。
先生は、無言。
聞けばいいのかもしれないけど、そんな心の余裕がない。
出産の時のエコーは、あんなに幸せな時間だったのに、今は反対。
エコーが終わり、待合室で診察を待つ。
結果がわからないのに、思わず夫にメールを送ってしまった。
夫もかなりショックだったようで「とてもキツイ」と返信があった。
そのあと、もう一度診察室へ。
先生が「エコー、見えたみたいだね。これだけ見えてたら・・・治療方針変更して、今日細胞診しておこうか。これは簡単だから。それで、次はまずはMRI撮ろう。そのあと針生検がいいと思います。先に針生検してしまうと、これくらいの大きさの腫瘍だと全部取り切ってしまうかもしれないから。そうすると手術がしにくくなる。最初にMRIしておいたほうが、きれいな写真(?)が撮れるし、そのほうが残せるか残せないかの判断もしやすいし。」
思わず「全摘のほうが安全ならそのほうが」と言ったら「安全に残せるならそのほうがいいでしょ?」と言われてしまった。確かにそうだけど・・・。
その話を聞いて、まだまだ命の心配はしなくていいのかとホッとした。「残せるか」なんて悠長な話ができるくらいのレベルなんだとしたらありがたい。
夫にも「早期」とメール。「少し安心」と返信がきた。
とりあえず今後の予定は、
7/8 細胞診の結果を聞きに行く
7/12 MRI
7/15 MRIの結果を聞きに行く
まだまだ確定までに時間がかかりそう。
でも、私の中で乳がんであることは、ほぼ確定していた。
子供が遊びに行っていて、いない時間があったのでX線フィルムを出して夫に説明。
といっても、お互いあまりよくわかっていないので、確認しただけという感じ。
でも、「たぶん乳がん特有の石灰化なんだと思うよ」とは伝えた。
最初の電話を受けてから、かなり落ち込んだというかショックだったけど、写真を見たら少しリアリティが出て、「たぶん初期の初期だから大丈夫」と思えるようになった。
乳がん専門の先生のようだった。女の先生。
目の前で2年前と今回のマンモグラフィを見比べる。
「あー。これか」
といって指差した所に、白い点々があった。
想像していたのと違って、本当に小さい点々がまとまって映っていた。
確かに、2年前のX線写真には写っていない。(たぶん)
先生がすぐに「これか」と言ったので、がん特有の見え方なんだなと思った。
「自覚症状は?」「ありません」
「しこりは?」「自分ではわかりません」
「じゃ、エコーしますね」
ということで、エコーして探す。
「これかなー?わからないなぁ」
かなり長い時間エコーしたけど、これだというのは見えなかった。
触診しても同じくわからなかった。
「でも、見えないことはいいことですよ。まだ小さいということだから。がんだったとしても、命の心配まではしなくていいと思いますよ。」的なことを言ってくれた。
でももう先生の中では、ある程度確信しているようだった。
「細胞とって検査したいけど、ここではできないのでできる病院に行ってもらうんだけど、住んでるのどこかな?」
「○○市です。」
「あー。それならよかった。○○クリニック、○○市なんだけど来れるかな?そこがいいと思いますよ。細胞診にかかる時間がね、他の病院よりだと1時間以上かかるところが40分くらいで早いし。私もそこから来てるんだけど。紹介状も書きますから」
なんだかバタバタと、次はそこに行くことが決まってしまった。
「受付で日時とか予約してくれるんで」
といって、そこでの受診は終わった。
たぶん、ほとんどの人がそのフローに乗っているみたい。前の人も同じその病院に予約をしてもらっていた。
私も予約してもらったら、一番早い日時が7月1日だった。
最初の電話を受けてからネットで少し調べたけど、「乳がん確定までに季節が変わった」というような内容のブログもあったし、時間がかかるとは覚悟していたけど、やっぱり本当に時間がかかるみたい。
マンモグラフィのフィルムと紹介状を預かって帰る。
郵送で健康診断の診断結果と、再検査の案内状が届いた。
そこには「石灰化 カテゴリー4」となっていた。
2年前の検診では「カテゴリー2」
カテゴリー4は、「悪性の可能性が高い病変があります。乳腺外科を受診して下さい。」
ネットで調べると乳がんの確率は50%。
思わず、子供のことがよぎる。
ショック。
毎年受診していて、初めての経験。
病院から着信履歴が立て続けに2件も。ちょっと嫌な予感。
それでも「きっと無呼吸症候群の検査のデータがうまく取れてなかったんだ」と思った。
3度めにようやく取れた。
なんて言われたんだったっけ・・・
「マンモグラフィの石灰化が、2年前と比べて大きくなっているのが気になるので再検査に来て欲しい」と言われたんだった。
無呼吸症候群の件じゃなかった。
やっぱり。嫌な予感もあったからそう思った。
わざわざ電話がかかってくるなんて、緊急度があるということだ。
その場で再検査の日を決め、予約。6/25の土曜日。