「 2016年08月 」一覧

非浸潤性乳管がんステージ0ほぼ確定

夫と一緒に、説明を聞きに行きました。

ほぼ予想通り。

今のところ転移もなし。

非浸潤性乳管がん、ステージ0。

非浸潤!

さすがにそこまでは期待していなかったけど…。

つまり、本当に超初期の乳がんだったということ。

ただ、残念なことに(非浸潤の乳がんにはあることらしい)広い範囲にまたがっているので、やはり全摘出。乳首の反対側にもあるので、乳輪と乳頭も一緒に切除したほうがいいと。

それはもうしょうがないです。

命のほうが大事だし。

さらに、がんのタイプも大人しい癌の可能性があります、と。

女性ホルモンをエサとして増殖するタイプの癌らしく、ホルモン療法をすることになりそう。

この日、入院日と手術日がその場で決まりました。

ただ、癌って結局、切除した組織を解剖してようやく最終結果が確定するみたい。

診断結果が良いことを祈るしかないです。


応急処置

いえ、その…乳がんの応急処置というわけではないのです。

この間、突然お友達と銭湯に行くことになって。

出かける前にふと思い出しました。

マモントーム生検の傷跡が、目立つ。というか、血の滲んだ絆創膏が目立つ。

皮膚の傷跡を目立たなくするためにも、絆創膏は自然に剥がれるまでつけっぱなしにしておきたい。(もちろん、そもそもそのおっぱいはなくなっちゃうかもだけど。)

けど、パッと見…「どうしたの!?」ってなりそうな感じです。

うーん…と少し迷った結果、市販のバンドエイドを上から貼ることでカモフラージュすることにしました。

うん。これなら、もしどうしたのって聞かれても、ちょっとケガしちゃって…で逃げきれそう。

実は乳がんで…とカミングアウトするには、まだ早い。

それにしても、病院の感覚が長すぎて、自分が乳がんだってこと忘れてしまいそうだ。


おっぱい再建後の復元率

おっぱいを再建したとして、果たしてどれくらいの復元率なのか…。
ネットで調べても、対象がおっぱいなのかなだけにあまり写真がヒットしません。

でも、世の中これだけ乳がん患者が多いのに、温泉なんかで見たことないなぁ…みんな、やっぱり温泉から足が遠のいちゃうのかな…って思ってました。

で。

温泉に行った機会に、意識して探してみました。失礼ながら他人様のおっぱい。

そしたら…。

あ、彼女…そうだ。

はっきりわかりました。

左胸に、縫い傷があって、左右のカタチが違う。

もしかしたら、再建じゃなくて部分切除なのかもしれませんが。

…正直なところ…意識してなかったら気づかなかったと思います。

普通ジロジロみたりしないし、何もなかったら違和感で振り向いちゃうかもしれませんが、そんな違和感は全くありませんでした。

さすがに親しい友人と一緒に行ったら、説明なしでは済まないレベルのような気もしますが…。

でもちょっと安心したかな。


胃痛?

飲んだのはたった1錠だけど、ロキソニンの影響なのかな。

3日間ずっと胃が痛い。胸が苦しい。

眠れない。


出血!?傷口の確認

今日は傷口の確認。

朝から準備して、そろそろ出かけようかという頃に、胸に液体が流れ落ちる感覚。

!?

パッとシャツをめくりあげると、血の筋が2本したたり落ちてる。

ヤバいパンツについちゃう!

慌てて手で押さえ、子供にティッシュ持ってきて!と叫ぶ。

なんとか服を汚さずに済み、落ち着いて確認。

でも確かめようにもそもそも傷口は見えない。

痛みも変わらないし、なんとなく傷口からの出血じゃないような…。

ともかく病院に行けばわかるので、ティッシュで押さえて病院へ。

今日の担当医は若い男の先生だった。

傷口を確認。

どうやら出血は傷口からではなく、昨日溜まっていた血が流れ落ちたみたい。

傷口の出血自体は止まってました。

汚れがひどいので、テープから全部貼り直し。

あっという間に診察終了。

やれやれ


途中報告

主治医の先生がマンモトーム生検のあと様子を見にきてくださり、途中報告してくださいました。

「途中報告ですが、今のところ転移は見つかっていませんので安心してください。肺や骨の検査をされたと思いますが、転移を表す結果は見つかっていませんので…。悪性ではあると思いますが、命の心配はされなくて大丈夫です。」

…今日、その言葉が聞けるとは!

本当にホッとした…

検査するたび、やっぱりちょっとだけ不安になってしまって。

なんだかんだ言っても、8/26に結果を聞くまではなんとも言えないんじゃない…って覚悟までしてた。

先生、ありがとうございました。


マンモトーム生検

思った以上に時間がかかりました。

血圧と血液中の酸素濃度を測り、別室に移動。

はじめに先生に、「少し深い所にあるのでもしかしたら採れないかもしれません。」と言われた。

えええ。痛いのは平気だけど、採れないのは困る。なんとか着実に前に進みたい。

ともあれ着替えてベッドの上に。

横向けになって機械の前に。

事前にもらっていたパンフでは、「うつ伏せタイプ」と「座ったままタイプ」があるということだったのだけど、私は横向けタイプでした。

看護師さんが「かなり時間がかかるので痛ければ遠慮なく言って、辛くない姿勢を探してください」と。

これで大丈夫という姿勢をとったつもりだったけど、実際には最後らへんには耳と肩と足が辛くなりました。体重かかってるから仕方ないですよね。もっと痩せとけばと反省。

位置決めしてX線写真撮って、微調整して写真撮って。

痛かったのは麻酔の注射くらい。

しっかり麻酔が効いていたので、細胞採取用の「ボールペンくらいの太さ」とやらの針は全く痛くありませんでした。

看護師さんが「かなり大きな音がするので、耳を塞がせていただきますね〜」

覚悟したけど耳を塞がれていたので、小さく「バチン!」と音が聞こえただけ。

そこから、「9時です、8時です…」って言うから何かと思ったけど、方角を言ってるんだとすぐわかった。一周ぐるっと組織を採取していく。

一番辛かったのはその後。

ちゃんと採取できたか確認している間、そのまま。(おっぱいも挟まれたまま)

看護師さんが話しかけてくれるんだけど、体勢を変えられないのがツライ…。

しばらくして、「ちゃんと取れてたので、最後に確認の撮影して終わりです」

あー良かった。

終わったあと、10分間止血。看護師さんがずっと手で押さえる。

暇なので世間話(笑)

外は暑いですよ〜から始まり、子供は元気という話しになったら、看護師さんも先生も子育て中のママということがわかり、三人で育児話に花を咲かせた。おかげで、あっという間の10分間。

いつも思うけど、ここの病院の看護師さんやスタッフはみんな感じのいい人ばかりだ…。救われる。

10分たってちゃんと血が止まってたので、テープで留め、その上に防水用の絆創膏、圧迫用にさらにガーゼを当て圧迫帯で固定。

別室に移動し、30分間安静にして、その後もう一度先生がチェック。問題なしでようやく終了。

今日はお風呂はダメ。飲酒も控える。激しい運動も控える。

まぁたぶん大丈夫。血が止まらず困ったことはないし。

結果がでるのは8/26。


MRI検査

人生初のMRI。

3時間前から絶食なので、お昼抜きです。

金属類はNG。コンタクトレンズはOKでした。

ネットで調べると生理中でない方が良いみたいなんですが、ばっちり初日でした…。ただこの点は特に聞かれることも全くなかったので、関係ないのかもしれません。

検査着に着替えてから、まずは点滴の針を刺しそのまま待機。MRIの機械があくのをまつ。

機械は写真通りでかなり大きい。

おっぱいのところに凹みというか、枠があって、そこにはめる。顔のとこにも枠があってそこに顔をうずめる。

うつ伏せで撮るのね…。

手は万歳のポーズ。

これで50分、動かずじっとしてなきゃいけないのか〜

結構大変。(動いちゃダメというプレッシャーが…)

音がかなり大きいということで、音楽の流れるヘッドホンをつけてもらう。

心地よいヒーリングミュージックで、これは寝れるかも…と思ったけど、いざ始まると音楽なんて聞こえないくらい機械の音の方がうるさかった(笑)

とはいえ、実はちょっとだけウトウトしたんだよね。さすが私。どこでも寝られる。

途中で造影剤の点滴が始まったけど、特に変化はなかった。

あ、でも造影剤のせいか、MRIのせいかわからないけど、背中がポカポカと温かくなったなぁ。

終わって針抜いて着替えておしまい。

結果はもちろん後日です。


RI検査

朝10:30に注射。血管注射で痛みも採血と同じ。本当に注射するだけでした。

午後13:30、撮影。

直前に排尿しておくように言われた以外、特になにも準備する必要なし。

靴をスリッパに履き替え、時計を外しただけで、服もそのまま。ブラジャーもそのまま。金属ついてても大丈夫なんだって。

機械の上に横になって、動かないように膝の下とカカトの下にクッションを挟んで、手の横にも板を挟んで、腰と足を幅の広いベルトで軽くとめて準備完了。

「撮影は30分です。顔のすぐ近くまで降りてきますがセンサーがついていて絶対に当たらない位置で止まりますので安心してください。最初に頭から撮影するので、狭いのが苦手な方は2〜3分目を閉じておいてくださいね。途中で何かあったら呼んでください。話しても動かなければ撮影には影響ありませんので。」

部屋の中には、ヒーリングミュージックみたいなBGMが流れている。これのおかげでかなりリラックスできてありがたかった。これがエステとかだったら最高なのにな〜

実は狭いというか、高さのないところが苦手なんだけど平気でした。それどころかというか案の定というか、撮影が始まったらすぐに寝てしまい、「あと15分でーす」という声で目が覚め、また寝て「終わりました〜」で目が覚めた(笑)

ブログに記録するにあたり、RI検査ってナニ?と改めて調べてみた。

『ご自由にお取りください』のパンフももらってきて、ネットの説明と照らし合わすと「骨シンチグラフィ」なるものらしい。

Q. 何がわかるのですか?

全身の骨の様子を写真に撮って、がんの骨転移などを調べることができる。

乳がん 骨転移

で調べてみると、乳がんは骨転移しやすいらしい。

10年以上経ってから骨転移とか。
本当に一生ずっと闘いだなぁ

大半の乳がん患者における骨転移は、体幹部分の骨に発生しますので、背骨・骨盤回り・両肩・両股関節周囲に、今までにない痛みを感じたときは…

(日経メディカルより引用)


呼吸器検査、CT、表在エコー

また朝からスタンプラリーのように検査です。

まずは呼吸器検査。

検診でもしたばっかりなので、やり方もだいたいわかってるんだけど、この病院はモニターにグラフが表示されているところを見せてくれて面白かったです。

CTは、3時間前から絶食で。CTとは「X線断層撮影」だそうです。マンモと違ってCTでは輪切りの断面図を撮影でき、乳がんの正確な位置を調べることができるとのこと。

造影剤を点滴で入れながらの撮影なのですが、入れるときに看護師さんが「からだが熱くなりますが、それは正常な体の反応です」と言ってくれたのですが、本当に血液の流れにそって熱さが流れてくる!ぶわ〜っとじわ〜っと全身に巡って不思議な感触。

最後にエコー。すでに5回目。主治医の先生ではないし、説明はないのかと思ったら、終わった後に椅子にかけて説明を聞かせてもらえた。「やはり乳首の左上、外側の部分が本体で、乳管に沿って乳首のほうにも広がっているようですね」と。

もう何度も聞いているので特にショックもなく、ああそうですよね〜って感じ。

朝10:30頃から始まり終わったのは13:00。


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