髄液検査しました。
病院に検査結果を聞きに行ってきました。
沈着性ヘモジデリン症である可能性はなくなりました。
アルツハイマー病、確定です。
乳がん・乳房再建・認知症(診断、治療、経過の記録)
髄液検査しました。
病院に検査結果を聞きに行ってきました。
沈着性ヘモジデリン症である可能性はなくなりました。
アルツハイマー病、確定です。
認知症の最終診断結果では、一応認知症ではないという結果となったのですが・・・
指摘されたのが「脳にヘモジデリンの沈着が認められます」
的なこと。(正確には言葉が違うかもしれません。私の記憶ではこんな感じ)
一度、神経内科で診てもらうほうがよいかも・・・という話になり。
改めて、そちらも受診することになりました。
おばあちゃんは4年前に脳ドッグを受けてます。
これは、私の友人(ER看護師)からのアドバイスで、
「健康な時に一度脳ドッグを受けて写真撮っとくといいよー」
に従って行ってもらいました。(結構無理やり)
今回、これが役に立ちました!
お医者さん
「4年前に撮った写真がデータに入ってました。比較すると、明らかに黒いところ(沈着しているところ)が増えてます。加齢によって増える部分というのがあるんですが、そこではないところが増えているのが気になります。」
もう少し詳しく検査することをおすすめしますが・・・
ということで、引き続き検査することになりました。
おばあちゃんは、その場では「わかりました」と言ってたのに、家に帰ってから「必要ないわ!」と言い出し。
正直、これが別の病気なら検査も治療も本人次第なんだけど、脳組織が破壊されていく・・・と聞くと、さすがにもう少し詳しく現状把握したい・・・。
おじいちゃんは無事、認知症もMCIも(今時点では)ない、という結果が出たわけですが。
次はおばあちゃん
覚えている結果
血液 問題なし
脳波 問題なし
海馬 縮んではいるけど、それほどでもない
長谷川式 27点/30点満点(前は18点だったのに・・・!)
MoCA-J 23点/30点満点(30点満点中、25点以下でMCIの疑い)
RBMT リバーミード行動記憶検査 2点/24点満点
お医者さんからは
「リバーミードという検査だけがひっかかったんですが、これは道順を確認したりする検査なんです。
現実的に道に迷ったりしますか?」
と聞かれ
「そんなことはないです」と。
まあ、道順はもともと得意ではないから仕方ないのかも。でも2点て。
結果、おばあちゃんもおじいちゃんと同様に、
「現時点では認知症でもMCIでもない」という診断結果に。
やれやれです・・・。
ちなみに、おばあちゃんも認知機能の結果を教えてくれました。
病前の推定IQ・・・113
現在のIQ・・・122
おじいちゃんと同様に、IQがあがっているというわけではなく「低下していない」という診断。
お医者さんも「悪くないです。むしろ良いです。」と言ってくださいました。
ただ、ひとつ問題が・・・
続きは次のページで。
ついに・・・!!!
おじいちゃんが、免許返納しました。
今日、最終の診断結果が出ました。
結論からいうと・・・認知症の診断はおりませんでした。
説明された検査結果で覚えてるのは下記の通り。
長谷川式スケール・・・22点/30点満点中
MoCA-J(モカジェー)・・・20点/30点満点中
いくつか検査した中でひっかかったのがMoCA-J。
MoCA-Jというのは、軽度認知障害(MCI)診断のために作られたらしい。
30点満点中、25点以下でMCIの疑い。
基本的に、認知症というのは「自立した生活ができない」場合に認められるらしい。
認知機能が低下していても、自立した生活が送れているのであれば、軽度認知障害(MCI)。
おじいちゃんの場合、MCIの可能性があったわけですが、そこまで認知機能も低下していないという判断だったのだと思う。
驚いたのが検査の中にあったIQ。
病前の推定IQ・・・115
現在のIQ・・・138
これはIQがあがっているわけではなく、「低下していない」という診断だそうです。
お医者さんが「悪くないです。むしろ良いです。僕より高いと思う(笑)」と言ってくれました。
これが低くないので、「MCIでもない」という判断なのだと思う。
・・・なんだけど、明らかに記憶力が低下してるのは間違いない。
しかも極端に。
ただ診断結果を見ると、年齢的なものもあるのかもしれない。
ともかく、現段階で認知症でもMCIでもないという診断結果には安心しました。
今回、お医者さんが
「結果は大丈夫でしたが、僕が家族ならやっぱり免許は返納して。って言いますかね・・・」とめちゃくちゃ優しく寄り添って言ってくれたことで、
「じゃあ、返納するわ!」と決断。
気が変わらないうちに、その帰りに警察へ行って返納手続きしてきました!
診断結果も免許返納してくれたことも、両方ベストな結果となりました。
後日、無事車も譲渡完了。
車のない生活をスタートしてます。
送迎が必要なときは言って!といってあるので、私もしばらく運転手かも。
でも、電車とバスと徒歩で移動するのもなかなか楽しいらしく、今は毎日1万歩歩いてるといってた。
・・・完全に負けてる。私も歩かないと。
今日もおじいちゃんの病院へ付きそい。
一緒に付き添いできたおばあちゃんが「まだ車は譲らへんで」と言い出し、またイチから一応説得。
・・・なんだけど、どうせ忘れるし段々適当になってくる。
車譲渡の手続きは娘二人の努力もあって着々と進んでます。
別れ際、おばあちゃんが「それで、駐車場の鍵返してよ!」。
帰り際にまたイチから説明するのはなかなかキツイです・・・。
おじいちゃん「ゲートの鍵返せ」
私「なんで?」
おじいちゃん「明日水道管直しにで業者と田舎の古家へ行く」
私「車乗ったらあかんやん?」
おじいちゃん「あんなとこ車なしで行けるか!」
私「私が送迎するやん。てゆーか、水道管直す必要ないやん」
おじいちゃん「そんなもんほっといたらあかんわ!直さな」
私「なんで?」
おじいちゃん「洗車でも使うし」
私「車譲るやん?」
おじいちゃん「植木に水やらなあかんし」
私「あの家は誰も住まへんやん?処分するやん?」
おじいちゃん「住めるわ!」
私「ボロボロやで?」
おじいちゃん「そうか。いらんか。誰が水道修理頼んだんやっけ?」
おばあちゃん「あんたやん!」
以下、まあまあ話がループした後電話切った。
昨日も同じ流れあったから、この話はまた何回か繰り返しになりそう。
メモ作戦
何度言ってもすぐに忘れてしまう。
あとから「言った・言わない」になっても面倒くさいので、メモに書いてもらうことにした。
まずは、車の保険について。
車の保険変更なんて最終段階の話なんだけど、
おじいちゃんは早速保険会社に電話した。
保険会社に状況は正しく伝わり(そういう仕事する点では全く問題ない)、先方の回答としては譲渡が完了し新しい保険会社に契約完了したタイミングにあわせて解約、ということになった。
譲渡が完了するまでの間も車に乗らないんだから即日解約でもいいのですが、万が一車に乗らないとも限らないのでこれがベストです。
妹が書類手続きのために来ることになり、一緒にお昼ごはんを食べた。
・・・が、妹が来たこと自体、すっかり忘れてしまうわけですが。
「最近?来てないやろ」
妹も頑張ってるんだよー
話は戻りますが、メモ作戦がかなり効果あり。
その後何度も「保険会社に電話せな!」と言い出すので、そのたびに「メモ帳の1ページ目読んでみて!」で解決できました。
車を孫に譲る案を説明すると、「しゃーない。それなら譲るか」となった。
・・・が。それに続いた言葉は
「じゃあ○○(孫娘)が免許取るまでは、俺が乗るんやな」
・・・これはまずい。
「いや、そうじゃなくて・・・」
しばらく攻防があったものの、1時間後には
「で、○○(孫娘)は、もう免許はとったんか」
とさっきのやり取りはまるで忘れてたので、
ということにさせてもらった。
「いつ取りに来るんや?車の荷物出しとかなあかんな」
って言うので、心の中では(さすがにまだ早いやろ・・・)と思いつつ
「そうやな!今から荷物出しにいこう!」
といって荷物全部部屋に運びました。
その作業中、道路地図が出てきて
おじいちゃん「これも○○(孫娘)にやるわ!」
私「そうだね!(素直に合わせる)」
おばあちゃん「レンタカー借りる時にいるやん!」
・・・衝撃です。
ともかく大急ぎで手続きを進める。
印鑑証明書取りに行ったり名義変更のために運輸局を調べたり。
本気だと仕事早いです。
ともかく、駐車場の鍵を引き続き預かることに成功しました。
検査はたくさんあって、まだまだ時間がかかるので、その間に車をどうするか問題に決着をつけたい。
診断結果が認知症であってもなくても、高齢者であることには間違いない。
家族としては、なんとしても免許返納してもらいたい。
説得のかいあって、本人も一応は「免許返納するわ」と言ってるものの、またすぐ忘れるかもしれない。
ということで、妹と作戦会議。
ともかく車を処分してしまおう!作戦。
案1 車を売る
案2 家族に譲る
案1は絶対拒否されるの間違いない・・・
案2は、ウチは車買い替えたばっかりだし、そもそもセダンには乗らない。
すると、妹が「もらってもいいかも」と言ってくれた。
妹の娘(つまり孫)がそろそろ免許取得するかもしれず、それなら少し小さめの中古車でもいいかという話になった。
この案だと、おじいちゃん的にも「可愛い孫娘に譲ってくれといわれたら仕方ないな」となりそう。(実際そうなったわけだけど)
急いで計画を進めよう!
と思った夜・・・おばあちゃんからLINEが。
もう一度、はじめから説明・・・
なかなか辛い。
言ったことすっかり忘れて、何回も同じこと説明するのは思ってる以上に辛い。
明日、ノートを買って持って行こう。
その場でメモしてもらう作戦。
おじいちゃんが免許更新の認知機能検査でひっかかり、病院で診てもらうことになったわけですが・・・
正直、おばあちゃんも認知症なのでは?と少し疑ってたので、うまいこと説得して、同じクリニックに相談することにしました。
おばあちゃんは「なんで私もいかないとあかんねん!」とご立腹でしたが、娘としては心配なのよ。
予約をとって、診察日。私も付き添いました。
「長谷川式認知症スケール」というのをしたのですが・・・
30点満点中・・・18点!
調べてみると、こんな感じ。
認知症でない人の平均は24点前後
20点以下だと認知症の疑いが高い
19点前後・・・軽度の認知症
15点前後・・・中等度
10点前後・・・高度
うわー・・・やっぱり。
結局、おじいちゃんと同じく、クリニックから大きな病院に紹介状を書いてもらうことになりました。
脳血流の検査日。
検査自体は、1時間くらい。
脳血流の検査に付き添った後、自宅に戻り免許返納について話しをするも、おばあちゃんが「気をつけたらまだ乗れる」と譲らない。
なんとか納得して、じゃあ車の鍵はいらないよね?預かっとくわ。と言うと「なんでだ!」ってなる。
「車を取り上げようとしてる!」
あー・・・これ、ネットに書いてあったやつだ・・・
無理に鍵を隠したりするのもよくないらしい。
とはいえ、この状況で車に乗られるのは危ない。
他のことなら自分たち家族が大変なだけでなんとでもなるけど、交通事故を起こして他人を傷つけるようなことにでもなったら・・・それだけは阻止しないと。
もう一度振り出しに戻って
「診断結果がちゃんと出るまで、乗らないんだよね?」
「乗らない」
「じゃあ、しばらく駐車場ゲートの鍵を貸しといてよ。私が通う時にいちいち開けてもらわないでよくなるし。」
車の鍵ではなく、駐車場ゲートの鍵を預かることにした。
この鍵がないと、車の出し入れができないので結局車の鍵を預かるのと同じ。