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太もものしこり

乳輪再建は、太ももの内側の皮膚を移植すると知り、本当にそんな似たような色をしているのかと疑問に思って、鏡でのぞいてみた。

普段はまず見ない角度で眺めていると…

太ももの内側に、3つほどプクっとした膨らみがある。なんだろうこれ?と思って触って見ると、はっきりとしたしこり。痛みはない。

ネットで調べてみると、軟部肉腫というのが見つかった。

いくつか種類があって、悪性線維性組織球種とか脂肪肉腫とか。

まさか、また別のガン…?

乳腺外科の先生にあうのは少し先なので、乳棒再建のために毎週会っている形成外科の先生に診てもらう。

すると、一度手術で取ってみて病理検査しましょう、と。

まずは三つのうち一つ取って検査して、良性なら残りはそのまま様子みてもいいですしね、と。

その日のうちに、外来手術の日が決まった。

…なんで、こんな次から次へと…

考えても仕方ないけど。

少しため息が出ます。



生理食塩水追加 2回目

40ml追加。

これで合計180ml。

あと180ml追加予定だそうです。

もうパンパンなのに!

背中や肋骨の下の辺りが痛い。確実に引っ張られてます。

我慢できないほどの痛みじゃないけど、常に気になる。

普通は追加した日が一番痛くて、だんだん慣れて治まってくるらしい。
だけど治らないうちに一週間たってしまった。

先生に「痛みが強いようなら、追加する量を減らすから言ってくださいね。」と優しく言われましたが、その分ゴールが遠くなるような気がして「いえ、我慢できないほどではないです。」と答えました。

早く360ml入れてしまって、それに慣れるのを待つ方が楽なんじゃないかなと思ってますがどうなんでしょう。

エキスパンダーよりシリコンの方が柔らかいから入れ替えるとラクになるとどこかで読みましたが、その前に抗ガン剤治療が入ることになりそうだし…。

まだまだゴールが遠いです。


再発リスクについてのメモ(病理組織検査)

再発リスクは手術検体を病理組織検査で調べて評価します。

【その際に参照するデータ】
ホルモン受容体(ER/PgR)の有無
Her2分子過剰発現の有無
組織学的グレード
KI-67陽性率
原発巣肉眼径および浸潤径
リンパ節転移の個数
脈管侵襲の有無
切除断端への腫瘍露出など

ちなみに、術後化学療法のメリットが少ない=化学療法をしなくとも治ってしまう と判断されるケースは実はあまり多くなく、早期の段階でも乳がんは再発リスクが比較的あります。それを小さくするために化学療法が行われる。

具体的に化学療法が不要な条件
ER/PgR陽性
Her2陰性
組織学的グレード1
Ki-67陽性率 低
原発巣浸潤径10mm未満
リンパ節転移なし
脈管侵襲なし
切除断端陰性
の全てを満たすなら術後化学療法は不要です。


生理食塩水追加

手術後、第一回目の追加。

手術の時にあらかじめ100ml入っていて、今日は40ml追加。

もっと痛いのかと思ってたら、磁石で針を探す位置を見つけてマークし、そこに注射針をブスッ。

2回にわけて、入れる。

診察時間、約10分。早…

膨らんだら、また痛みがでるかと思ったけどあまりわからない。

今日あわせて、5回くらいで終わると思いますとのこと。

胸、小さくて良かった。(笑)
(あとで、乳房再建における「Cカップ」は決して小さめではなかったことが判明)

腕はスパルタであげてって。肩が固まって動かなくなるから。お風呂上がりにするといいです、って。

退院時の注意事項に、まだ90度以上あげないでって書いてあったのに(^_^;)

よし!今日からリハビリがんばるぞ。


泣いた

退院して家に戻るとついつい動く。

でも今日はそんなに痛くない…。

昼ごろ、父が来た。

わざわざじゃなくて、母を迎えに行く時間を間違えたから、ちょっと時間つぶしさせてということで。ちなみに父は気を使って嘘をついて顔を見に来るようなタイプではない。

調子はどうだとか、あまり無理するなとか、一般的なやり取りのあと、今後の予定も簡単に説明しておいた。

乳房再建のために、先だけどもう一度入院することになると思うと話すと「それは治療とは関係ないじゃないか」と言われ、暗に(それをする必要あるのか?)と聞かれたのもわかり、それはそうなんだけど…と、ちょっと複雑な気持ちになる。

さらに抗ガン剤もすることになると思う、そうなると髪も抜ける、と話しているときに、私が極力明るく「まぁウイッグかぶるわ」と言うと、「そんなの要らんだろ!」と。

小学校は学校行事で人に会うことも多いし、授業参観なんかもあるし…と言っても、「帽子とマスクで行ったらいい。そんな見た目のことより、病気のことを最優先しろ!」と。

…この瞬間。

誤魔化してた自分の気持ちが溢れ、

「そんなん、当たり前でしょ!」

と叫んでしまい、涙が止まらなくなってしまいました。

それを見てさすがに父も慌てて「スマン、スマン」と謝ってました。

実は、乳がんがわかってからも、あまり泣いてません。

ちゃんと泣いたのは今日がたぶん2回目。

1回目は、リンパ浮腫の注意事項を聞いたあとに「私はもはや、健康体じゃないんだ。しかも一生そうなんだ。」と自覚した時。

たぶん、心のどこかで「泣くほどのことじゃない(たいしたことない、命の心配するほどじゃない)」って思いたいし、思ってるから泣かないんだと思う。

深刻だけどそこまで深刻じゃない。

でも、決して楽観視してるわけじゃなくて、大丈夫だ!って自分に言い聞かせてるんだって気づいた。


術後 七日目

退院を明日に控え、ドレーンも抜け身軽な一日です。

昨日の晩、リハビリの先生からリンパ浮腫についての続きのレクチャーを受けていた中で、私のリンパ節郭清はレベル1ということがわかりました。

…よかった。

リンパ節郭清はレベル1からレベル3まであって、


リンパ浮腫の手術

同じ病院に入院中のリンパ浮腫の手術を受けた方によると、手術は3〜4回受ける人が多いんだって。

半年くらいたったら、2回目するんだって。

リンパ管が細くなっちゃったらできないからって。


術後 六日目

突然。

ドレープ抜きます。明日以降退院可です!

えええ?突然すぎ。

以下、形成外科の先生からの注意事項。

マイクロなんとかテープを傷跡に貼ること。

一週間に2回くらい交換。毎日でも可。

傷跡に対して垂直になるように。

剥がす時は、傷跡に対して水平に剥がす。(皮膚、傷跡を痛めないように)

3ヶ月は貼っておくこと


術後 五日目

うっかり、腕が胸に当たってしまい激痛。

もうだいぶ痛みは無くなってきたと思ってたのに。

昼はひたすらヒマです。

普段はなかなかできない読書や勉強で時間つぶし。

下半身だけシャワー浴びれてすっきり。でも頭を洗いたい〜

と思ってたら、看護師さんが洗ってくれました!

一週間ぶり…すっきり。

ちょっと頑張りすぎたのか、夜になって発熱。37.5度の微熱だけど、寒気がする…。まずい。


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