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生理食塩水追加 6回目(最終)+結論

300mlにさらに40ml追加し、合計340mlになりました。

元々切除した量が360ml。

先生は「一応これで元の量と同じになったんですが…」

心なしか、今日は注射針を押す力も強さが必要になってきているように感じました。
さすがにもうパンパン・・・。

そして「インプラントでしたっけ?」と聞かれました。

「そうなんですが・・・、それは自家組織にするか、インプラントにするかということですよね?」

と聞いてみました。

というのが、私の場合、かなり早い段階で「インプラントにする」ということになっていたので、どのタイミングまで方針変更できるのかイマイチ自信がなかったのです。

なので、この質問をされるということは、まだ変更可能ということかなと思って、念のため「今からでも変更可能なんでしょうか?」と聞いてみました。

「もちろん、どちらでもいけますよ」と先生。

やっぱり間に合う。

私「ちょっと迷ってるんです。それぞれメリットデメリットありますよね・・・?」

先生「おっしゃる通りですね。(説明のあと)まぁ・・・キレイなのは自家組織ですね。」

悩む。

先生「2週間で結論出せますか?自家組織なら、もう少し生理食塩水を追加したいので」

そうなんだ・・・。

インプラントのメリット

  • 入れ替え手術が簡単で入院期間も短くて済む(身体にも負担が少ない=痛みが少ない)

インプラントのデメリット

  • 破損や感染症の恐れがある。いずれ寿命が来て、差し替えの必要が出て来る(10~20年後の入れ替え再手術)データによると10年で約10%に破損がみられるとのこと。

自家組織移植のメリット

  • 破損や感染症の心配をしないで済む(将来、切る必要がない)

自家組織移植のデメリット

  • 手術時間が長く(4~10時間)、入院期間も長い(2~3週間くらい)
  • 痛い!
  • 背中に15~30cmの傷あとが残る

私の場合、帝王切開をしているのでお腹から移植するのは無理。

広背筋皮弁法(こうはいきんひべんほう)という背中の筋肉を血管のついたまま前にまわす方法。さらに乳房のボリュームを考えると、腰のあたりまで組織を取って移植する方法になるとのこと。

メンテナンスフリーというのは本当に魅力的。

でも、色々とネットで体験談を調べると術後の苦しみが2~3日続くと書いてある。
それはそれは辛そう。

全摘手術の時、後悔したもん・・・。
「一時再建なんてするんじゃなかったかも。もう一回切るなんて辛すぎる」って。

悩んで決めた結論は、やっぱりインプラントにしようかなということ。


リンパ浮腫、蜂窩織炎予防のための消毒について

最近は、ケガをしても消毒せずに水洗いしてハイドロコロイドの絆創膏を貼って治すのが主流だと思います。

ですが、蜂窩織炎予防のためには「消毒してください」と先生に言われました。

そもそも蜂窩織炎になぜなりやすいかというと、リンパ郭清してる人はリンパの流れが悪く、細菌・ウイルスに対する防衛機能が低下しているので蜂窩織炎を引き起こす可能性があるということです。


生理食塩水追加 5回目

260mlにさらに40ml追加し、合計300mlになりました。

もうパンパン。

この感覚、どこかで…と思ったら、授乳中のおっぱいの感覚でした。

もうぱっつんぱっつんで固いのです。


病理検査結果 その1

ようやく。

待ちに待った病理検査結果の日です。

まずは先生に手術のお礼を。

そしていよいよ説明。

ステージ IIA
腫瘍径 6.4cm
浸潤径 0.7mm
リンパ節転移 1/10個中(リンパ節郭清 レベル1)
核異型度 1
組織学的異型度 2

血管侵襲 –
リンパ管侵襲 –
エストロゲン(ER) +
プロゲステロン(PgR)+
Ki-67 10%

…とここで。

HER2の結果が出るのが、あと2週間後になるとのこと。

今後の治療方針としては、ホルモン剤を10年は確定。

HER2の結果次第で、
陽性なら抗がん剤治療+分子標的薬(3週間に1回ずつ18回 約1年間)
陰性ならホルモン療法(タモキシフェン)のみ
ということに。

HER2の結果次第で大きく違います。

あと2週間…長いです。


生理食塩水追加 4回目

40ml追加して、今日で260ml

元々の手術で360ml取ったので、まだまだ…とのこと。

入浴してもいいですか?と聞いたら、いいですよ!と。

ただ、公衆浴場とかはやめといてくださいとのこと。理由は感染症予防のためだそうです。

…さすがに温泉行く勇気は、まだないわ…


太もものしこり

乳輪再建は、太ももの内側の皮膚を移植すると知り、本当にそんな似たような色をしているのかと疑問に思って、鏡でのぞいてみた。

普段はまず見ない角度で眺めていると…

太ももの内側に、3つほどプクっとした膨らみがある。なんだろうこれ?と思って触って見ると、はっきりとしたしこり。痛みはない。

ネットで調べてみると、軟部肉腫というのが見つかった。

いくつか種類があって、悪性線維性組織球種とか脂肪肉腫とか。

まさか、また別のガン…?

乳腺外科の先生にあうのは少し先なので、乳棒再建のために毎週会っている形成外科の先生に診てもらう。

すると、一度手術で取ってみて病理検査しましょう、と。

まずは三つのうち一つ取って検査して、良性なら残りはそのまま様子みてもいいですしね、と。

その日のうちに、外来手術の日が決まった。

…なんで、こんな次から次へと…

考えても仕方ないけど。

少しため息が出ます。



生理食塩水追加 2回目

40ml追加。

これで合計180ml。

あと180ml追加予定だそうです。

もうパンパンなのに!

背中や肋骨の下の辺りが痛い。確実に引っ張られてます。

我慢できないほどの痛みじゃないけど、常に気になる。

普通は追加した日が一番痛くて、だんだん慣れて治まってくるらしい。
だけど治らないうちに一週間たってしまった。

先生に「痛みが強いようなら、追加する量を減らすから言ってくださいね。」と優しく言われましたが、その分ゴールが遠くなるような気がして「いえ、我慢できないほどではないです。」と答えました。

早く360ml入れてしまって、それに慣れるのを待つ方が楽なんじゃないかなと思ってますがどうなんでしょう。

エキスパンダーよりシリコンの方が柔らかいから入れ替えるとラクになるとどこかで読みましたが、その前に抗ガン剤治療が入ることになりそうだし…。

まだまだゴールが遠いです。


再発リスクについてのメモ(病理組織検査)

再発リスクは手術検体を病理組織検査で調べて評価します。

【その際に参照するデータ】
ホルモン受容体(ER/PgR)の有無
Her2分子過剰発現の有無
組織学的グレード
KI-67陽性率
原発巣肉眼径および浸潤径
リンパ節転移の個数
脈管侵襲の有無
切除断端への腫瘍露出など

ちなみに、術後化学療法のメリットが少ない=化学療法をしなくとも治ってしまう と判断されるケースは実はあまり多くなく、早期の段階でも乳がんは再発リスクが比較的あります。それを小さくするために化学療法が行われる。

具体的に化学療法が不要な条件
ER/PgR陽性
Her2陰性
組織学的グレード1
Ki-67陽性率 低
原発巣浸潤径10mm未満
リンパ節転移なし
脈管侵襲なし
切除断端陰性
の全てを満たすなら術後化学療法は不要です。


生理食塩水追加

手術後、第一回目の追加。

手術の時にあらかじめ100ml入っていて、今日は40ml追加。

もっと痛いのかと思ってたら、磁石で針を探す位置を見つけてマークし、そこに注射針をブスッ。

2回にわけて、入れる。

診察時間、約10分。早…

膨らんだら、また痛みがでるかと思ったけどあまりわからない。

今日あわせて、5回くらいで終わると思いますとのこと。

胸、小さくて良かった。(笑)
(あとで、乳房再建における「Cカップ」は決して小さめではなかったことが判明)

腕はスパルタであげてって。肩が固まって動かなくなるから。お風呂上がりにするといいです、って。

退院時の注意事項に、まだ90度以上あげないでって書いてあったのに(^_^;)

よし!今日からリハビリがんばるぞ。


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