朝から。
リンパ節に転移してました。7mmだって。
そっか〜
なかなか期待通りにはいかないか
乳がん・乳房再建・認知症(診断、治療、経過の記録)
朝から。
リンパ節に転移してました。7mmだって。
そっか〜
なかなか期待通りにはいかないか
朝から採血。
朝ごはんは完食。
9:30 血圧測定と検温。
そしてシャワー!気持ちいい〜
11:30 センチネルリンパ節生検(RI法)のため、おっぱいに注射。
まずは麻酔の注射を2回打つんだけど、「少し痛いですよ」って。でも歯医者の麻酔より痛くなかった。
その後、本来の注射を5箇所。麻酔が効いているので全然痛みなし。
服の上から10分間マッサージしといてと言われたけど、部屋に帰ると昼食が来ていたので、そこそこにして昼ごはん食べちゃった。
13:30 麻酔科医から手術の説明。
15:30 センチネルリンパ節生検撮影。40分ほど
その後形成外科で3Dカメラを使っておっぱいの写真撮影。ハイテクでびっくりです。
固形物を食べられるのは21:00まで。水分は明日の6:00まで。
今日から入院。
初日は…することない!
暇です。身体も元気なわけだし。
ひたすらスマホのゲームとネットサーフィン。(そしてブログ投稿)
持ってきた小説でも読もうかな。
乳房再建についての説明を受けて来ました。
乳房再建にあたっては、いくつかの選択肢があります。
まずはそもそも乳房再建するかどうか。
これは保険も効くことだし、するに決定。
次に方法。
シリコンを入れるか、自家組織を使うか。
なるべく大げさにしたくないし、シリコンでいいやと思ってたんだけど少し衝撃の事実が。
どうやらシリコンの耐久性はそれほどないらしい。7年後に10数パーセント破損があるらしい。長くても20年までに入れ替えの必要が出てくるんだって。そしたらまた手術…
でも、自家組織の場合は手術時間が10時間くらいかかる上、入院期間も長くなる。なにより、身体の他の部分に傷が残る。
シリコンが破損したらどうなるかというと、まずは形が崩れるので気がつけるらしい。やはり早めに入れ替えが必要で1〜2週間以内で入れ替えって…
結構それはそれで大変だなぁ…
それから、乳頭と乳輪も再建する場合はさらに1年後に手術。その手術をする人は半々くらいだそうです。
そうかぁ…半々かぁ。
ちなみに、どうやって再建するか聞いてみると、乳頭(乳首)は反対側の胸から半分切り取って持ってくる。乳輪は、太ももの付け根(内側)から。色が近くて皮膚も余っているからなんだって。
ツギハギでいよいよフランケンシュタインだなぁ…。(涙)
乳輪乳頭まで再建するかどうかを決めるにはまだ猶予があるので、もう少し考えたいと思います。
夫と一緒に、説明を聞きに行きました。
ほぼ予想通り。
今のところ転移もなし。
非浸潤性乳管がん、ステージ0。
非浸潤!
さすがにそこまでは期待していなかったけど…。
つまり、本当に超初期の乳がんだったということ。
ただ、残念なことに(非浸潤の乳がんにはあることらしい)広い範囲にまたがっているので、やはり全摘出。乳首の反対側にもあるので、乳輪と乳頭も一緒に切除したほうがいいと。
それはもうしょうがないです。
命のほうが大事だし。
さらに、がんのタイプも大人しい癌の可能性があります、と。
女性ホルモンをエサとして増殖するタイプの癌らしく、ホルモン療法をすることになりそう。
この日、入院日と手術日がその場で決まりました。
ただ、癌って結局、切除した組織を解剖してようやく最終結果が確定するみたい。
診断結果が良いことを祈るしかないです。
いえ、その…乳がんの応急処置というわけではないのです。
この間、突然お友達と銭湯に行くことになって。
出かける前にふと思い出しました。
マモントーム生検の傷跡が、目立つ。というか、血の滲んだ絆創膏が目立つ。
皮膚の傷跡を目立たなくするためにも、絆創膏は自然に剥がれるまでつけっぱなしにしておきたい。(もちろん、そもそもそのおっぱいはなくなっちゃうかもだけど。)
けど、パッと見…「どうしたの!?」ってなりそうな感じです。
うーん…と少し迷った結果、市販のバンドエイドを上から貼ることでカモフラージュすることにしました。
うん。これなら、もしどうしたのって聞かれても、ちょっとケガしちゃって…で逃げきれそう。
実は乳がんで…とカミングアウトするには、まだ早い。
それにしても、病院の感覚が長すぎて、自分が乳がんだってこと忘れてしまいそうだ。
おっぱいを再建したとして、果たしてどれくらいの復元率なのか…。
ネットで調べても、対象がおっぱいなのかなだけにあまり写真がヒットしません。
でも、世の中これだけ乳がん患者が多いのに、温泉なんかで見たことないなぁ…みんな、やっぱり温泉から足が遠のいちゃうのかな…って思ってました。
で。
温泉に行った機会に、意識して探してみました。失礼ながら他人様のおっぱい。
そしたら…。
あ、彼女…そうだ。
はっきりわかりました。
左胸に、縫い傷があって、左右のカタチが違う。
もしかしたら、再建じゃなくて部分切除なのかもしれませんが。
…正直なところ…意識してなかったら気づかなかったと思います。
普通ジロジロみたりしないし、何もなかったら違和感で振り向いちゃうかもしれませんが、そんな違和感は全くありませんでした。
さすがに親しい友人と一緒に行ったら、説明なしでは済まないレベルのような気もしますが…。
でもちょっと安心したかな。
飲んだのはたった1錠だけど、ロキソニンの影響なのかな。
3日間ずっと胃が痛い。胸が苦しい。
眠れない。
今日は傷口の確認。
朝から準備して、そろそろ出かけようかという頃に、胸に液体が流れ落ちる感覚。
!?
パッとシャツをめくりあげると、血の筋が2本したたり落ちてる。
ヤバいパンツについちゃう!
慌てて手で押さえ、子供にティッシュ持ってきて!と叫ぶ。
なんとか服を汚さずに済み、落ち着いて確認。
でも確かめようにもそもそも傷口は見えない。
痛みも変わらないし、なんとなく傷口からの出血じゃないような…。
ともかく病院に行けばわかるので、ティッシュで押さえて病院へ。
今日の担当医は若い男の先生だった。
傷口を確認。
どうやら出血は傷口からではなく、昨日溜まっていた血が流れ落ちたみたい。
傷口の出血自体は止まってました。
汚れがひどいので、テープから全部貼り直し。
あっという間に診察終了。
やれやれ
主治医の先生がマンモトーム生検のあと様子を見にきてくださり、途中報告してくださいました。
「途中報告ですが、今のところ転移は見つかっていませんので安心してください。肺や骨の検査をされたと思いますが、転移を表す結果は見つかっていませんので…。悪性ではあると思いますが、命の心配はされなくて大丈夫です。」
!
…今日、その言葉が聞けるとは!
本当にホッとした…
検査するたび、やっぱりちょっとだけ不安になってしまって。
なんだかんだ言っても、8/26に結果を聞くまではなんとも言えないんじゃない…って覚悟までしてた。
先生、ありがとうございました。